食生活アドバイザーの勉強をしていると、当然ながら食材や栄養素について学ぶことが多いのですが、学んでいくうちに、薬膳に興味を持つようになりました。
皆さんの薬膳のイメージってどういうものですか?
ちょっと前の私の中では薬膳って高麗人参などの生薬とか、漢方のイメージが強かったんです。
カラダには良いんだろうけど独特な匂いがあってちょっと日常には取り入れにくいというか。
多分、こういうイメージを持たれている方が多いと思うんですよね。ちょっと前に流行った"薬膳鍋"とかまさにそうだから。
だけども、それだけじゃないんだということを最近知りました。
全日本薬膳食医情報協会によると、
《薬膳とは生薬だけでなく穀物や野菜、肉や魚など普段食べている食材を使い、中国伝統医学に基づいて調理したもの。季節ごとに「体を温める食材」「体を冷やす食材」などを使い分けることで、病気を予防する食生活を実践できる》
といいます。
つまり、旬の食材を使ってその時の体調や気候に合わせて栄養をとる、日常的にそうすることで健康状態を保ちましょうという医食同源の考え、それが薬膳なんですね。
知らず知らずのうちに薬膳を取り入れている方も多いと思います。
「今日は寒いからスープに生姜をすって入れよう」
とか
「夏だからゴーヤチャンプル食べよう!」
とか。
これだって薬膳の理にかなっているんですね。
それを知ってから、私の中で薬膳がとても身近なものに感じるようになりました。
食は人間にとって切っても切り離せないものだから。
生きている限り私は食事を作り続けるし、それに私ひとりじゃなく家族の分の食を担っている。
そう考えたらやっぱり出来るだけカラダに良いものを食べて健康でいたいですよね。
それでも病気になる時はなるんだけど
(私の母がそうでした、、)
病気になったらなったで、より食生活が大事になってくるわけですが。
カラダのことを考えながら作る料理は楽しいですし、何倍も美味しい気がします。
だからもっと薬膳について学びたい
私が参考にしている本はこちら✨
「お願いランキング」でお馴染み青山有紀さんの本です。
今のところ作ったもの全て美味しいのでオススメですよ